オルタ健康ステーション
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オルタ健康ステーション便り
 

吉村 圭子先生

 

 

 

 

自然に四季の変化があるように、自然の一部である私達の身体も時々刻々変化しています。人間の一生でみると、東洋医学では古来、女性は7、14、21歳・・・と7の倍数、男性では8、16、24歳・・・と8の倍数の年齢を身体が大きく変化していく節目と考えてきました。女性には女性の、男性には男性の特有のリズムが備わり、その自然のリズムに従ってからだが変化していくということで、これは現代の私達にもよくあてはまると思います。

女性では生理の始まる14歳前後から閉経前後の更年期にあたる49歳周辺までの間は、身体の特徴が男性とは大きく違ってくる時期です。これには生理のあり方が大きく関わっていますが、その不調により各時期の身体の働きを発揮しきれず、悲鳴をあげているような女性の身体に出会うことが少なくありません。生理不順、生理痛等の不調が頚や肩のこり、腰痛、頭痛、便秘や下痢、うつ的気分などの諸症状の原因になるばかりでなく、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣膿腫といった疾患にも関係し、出産期にはマイナートラブルの原因にもつながります。自然のリズムとかけ離れて複雑化する生活や職場環境などにより、冷えが身体深部に及び、また眼精疲労やストレスによる頭の持続的な緊張がこのような身体のひずみの要因ともなっています。病気ではないからと遠慮せず、慢性疲労や気になる不調、生理時の気になる不快症状などがあったら、是非一度鍼灸治療をお試しになってみてください。

最近では子供にも大人のような肩こりや眼精疲労、腰痛などの症状が珍しくありません。また男女を問わずスムーズに更年期を経過することが、元気な老年を過ごす準備となります。年齢、性別を問わず、節目節目の体調管理にどうぞお越し下さい。気血のめぐりが整い、その時期に応じて生き生きとしたエネルギーを発揮できる身体を取り戻す足がかりになれば幸いです。

漢方堂ではお一人お一人の体質や症状に応じた鍼灸治療で治る力を応援するとともに、食事や姿勢、呼吸、軽い運動など養生法をご相談しながら生活の中で実践して頂くことが重要と考えています。慢性病では一時は治っても、再発することが多いのでなおさら日々の養生が完治へのキーとなります。
                                               吉村圭子